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March 13, 2019

さんまの東大方程式

 2019年2月17日(日)、この日私は、これまでの人生で最も濃く、最も疲れる4時間を経験した。フジテレビの番組「さんまの東大方程式」のスタジオ収録にお呼ばれされ、参加したのである。そのトーク力やオーラもさることながら、その他収録に参加した東大生・京大生、ともに約20人のキャラの濃さにも圧倒された。

 ことの経緯を説明しよう。さかのぼること4ヶ月、11月祭、通称NF。私は掛け持ちで在籍している鉄道研究会のNF展示で、来場者の応対や目玉展示の1つである巨大鉄道模型レイアウトでの車両運転業務を行っていた。そこに、大型のカメラと「さんまの東大方程式」のロゴが入ったマイクを持った取材陣がやってきた。「今度のさんまの東大方程式には京大生も呼ぶことになった。そこで、東大を強く意識している、もしくは濃いキャラクターを持つ京大生はいないか?」とのことだった。自分は、京大に入った理由の1つがプリキュアである位(ハートキャッチプリキュア!のキュアムーンライト/月影ゆりは、小説版のエピローグで京都の大学に合格した。彼女の学力はものすごく高い。あとはお察しください。)には濃いキャラクターを持っているという自覚があったので、インタビューに応えることにした。その時のインタビューの内容はあまり覚えてはいないが、鉄道とプリキュアが大好きであることは随所に滲み出るような応対をしたことは覚えている。

 それから時が経つこと1ヶ月ほど、12月下旬。1通のメールが届いた。「さんまの東大方程式」のプロデューサーからであった。「是非ともスタジオ収録に参加してほしい。」とのこと。収録予定日も都合はつく。とても貴重な経験ができるまたとない機会だと思い、出演を快諾した。そして何度か打ち合わせを経て、冒頭に至る。やはり、大の鉄道・プリキュア好きであることが、出演依頼理由であったようだ。

 このまたとない貴重な経験を通じて思い知ったのが、明石家さんまさんが、何故その異名「お笑い怪獣」を持ち、また長年にわたり超一流の司会者であり続けているかだ。収録に参加した、一癖二癖もある東大生・京大生+ゲストの芸能人全員に話を振りつつ、そして返ってきた話の内容ほぼ全てを、笑い、もしくは次の笑いへの布石にするのである。これが本物の超一流か・・・、そう強く思い知ったのであった。

 放送日は、2019年4月7日(日)19時~21時。残念ながら、スピードスケートに関することは全く話すことができなかったが、よろしければ、どうぞ。

ペンネーム:ウィステリア

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