June 30, 2020
#179 お酒が弱い人
お酒が弱い人にはいくつかタイプがあるそうです。
お酒が肝臓で分解される際、アルコールからアセトアルデヒド、アセトアルデヒドからアセテートに分解するという二つの過程があるのですが、この分解の強さによってお酒に強いか弱いかが決まります。
お酒が強い人はこの2種類の分解がどちらも強い傾向があります。反対にどちらかの分解酵素が弱い、または両方とも弱い人はお酒に弱い傾向があります。
タイプ1:両方とも弱い人
このタイプの人はほとんどお酒を受けつけないので、無理してお酒を飲んではいけません。
タイプ2:アルコール→アセトアルデヒドの分解が弱い人
このタイプは体内にアルコールが長く残りやすいため酔いやすいです。顔が赤くなりにくいので周りからお酒に強いと勘違いされやすいですが実は弱いです。アルコール依存症に最もなりやすいタイプです。
タイプ3:アセトアルデヒドからアセテートの分解が弱い人
このタイプの人はアセトアルデヒドが長時間体内に残ることになります。アセトアルデヒドは体に有害な物質で、頭痛、吐き気、全身倦怠感など様々な二日酔い症状を引き起こします。顔が赤くなるのもこのアセトアルデヒドの影響です。一部にこの過程の分解がほとんどできない人がいますが、その人は急性アルコール中毒になるリスクが高いためお酒を飲んではいけません。
皆さんはどのタイプでしたか?
お酒の強さは遺伝的なものです。無理しないように心がけましょう。
(ペンネーム:ポタージュ)
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