#188 なにもの

みなさんがプロ野球選手になるのを諦めたのはいつですか？
だれもが無数の可能性を秘めた存在として生まれてきているのなら、大半の人は人生のどこかで知らぬ間に、野球選手になるという選択肢を捨てています。かく言う僕も、気付いた時には野球選手が「今からいくら頑張ってもなれないもの」の例になっていました。

生まれて20年間、なにものかになっていくにつれて、そうやって多くの選択肢を捨ててきてしまったわけですが、ふと考えてみると、まだ今はなれる職業がたくさんあって、でもその多くもきっとこれから知ることなく「諦め」ていくことになるんだと思いました。その中にはたぶん出会っていれば「なりたい！」と思ったような職業もありますよね。

職業選択においてはついつい先人がいたり多数派がいる方を選んでしまいますが、「もしかしたら天職に出会いそこねてるんじゃないか？」とか思ってしまって、最近ちょっとうずうずしています。

話は少し変わりますが、そういう意味では多くの人にとってショートトラックってまさに、知らぬ間に多数派の波の中で切り捨ててしまってる選択肢ですよね。ショートトラックにはもっともっと運命の出会いをしてもらいたいです。笑

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（ペンネーム:ケンジ先生）

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