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September 21, 2019

おーすとらりあ

人生で初めて赤道を超え、南半球オーストラリアへ上陸した。
空港内の案内表示は英語と日本語と中国語なのでわかりやすい。
関空から8時間でケアンズを経由し、さらに3時間かけて最初の訪問都市、シドニーにやってきた。今回は高校同期との卒業旅行で皆が初のオーストラリアであり、まずはオーストラリアを感じる為にシドニースタートだ。
街には当然欧米系が多いが、アジア系もかなり多く、店も中国語の看板が多い印象だ。オペラハウスとハーバーブリッジの景色を堪能し、たまたま通りかかった少し早めのオクトーバーフェスでは、陽気な演奏と多くの人で賑わう中、美味しい料理とビールを堪能した。ただ、注文のミスで周囲の人から心配される量にお腹いっぱいになり過ぎてしまったのは笑い話だが。
そんな感じでスタートしたオーストラリア旅行だが、シティーバスと横断歩道はかなり厄介だ。
バスはバス停で待ってるだけでは通り過ぎて行き、手をあげないと止まってくれない。全体の路線図はなく、車内での車内放送も案内板もゼロだ。どこに止まるのか、今どこなのか分からない。常に地図アプリで位置を確認し続けるしかなかった。
事前にプリペイドカードを買って、乗降時にかざすはずなのだが、かざしてもかざさなくても運転手は何も言わず、時に無料状態になる。日本の公共交通機関では考えられない事が多い。日本では当たり前だが、次の停留所案内から注意喚起に宣伝まで、車内放送が多すぎる日本が過剰なのかもしれない。

全ての横断歩道が押しボタン式である。歩行者用の信号が青になったと思えば、たちまち赤が点滅し始め、止まっていた車も隙あらば進もうとする。そして赤になり交差点は、完全に車のものだ。渡っていいタイミングがよく分からないので調べてみると、青色はたったの5秒で赤の点滅は15秒。赤が点滅から点灯するまでに横断しなければならないという。交差点の大きさは関係ないので、大きな道でスーツケースを持って渡るのは特に大変だった。
そんな日本との違いやちょっとしたアクシデントも海外旅行の楽しみだ。日本では見られない景色などを堪能しながら今回の旅行を楽しみたいと思う。

ペンネーム:​おすし

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