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November 01, 2019

プリキュア秋映画

秋が深まって朝晩と日中の寒暖差が激しくなり、服装の調整が難しくなる10月下旬ごろ、私には毎年の楽しみがある。私が大好きなプリキュアシリーズの秋映画が公開されるのだ。

 今年でシリーズ16年目に突入したプリキュアシリーズは、毎年春と秋に映画が公開される。春映画はその年の2月に始まるシリーズと、その前作、前々作のプリキュアが一堂に会するお祭り要素が強い映画で、秋映画はその年放送のシリーズの単独映画だ。ただし、昨年の秋映画だけは例外で、15周年を盛大に祝うべく、歴代プリキュア55人が全員集合した。

 プリキュアって小さな女の子向けだよね?大人が見ても面白いの?と思うかもしれない。確かに、プリキュアのメインターゲットは小さな女の子向けだ。だが、そのストーリーは大人の鑑賞にも十分耐えられるどころか、大人だからこそ心に響くものがあるような作りになっている。秋映画はその最たる例だ。

今年の秋映画は、「映画 スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて」だ。その期待度が大きかった。3年前の秋映画で、歴代プリキュア映画の中でも3本の指に入るほどの名作だと個人的には思っている「映画 魔法つかいプリキュア! 奇跡の変身!キュアモフルン!」において脚本、監督を務めた両名が再びタッグを組んでいたからだ。

 というわけで、Tジョイ京都で、公開日にさっそく見てきた。朝1番の会ではない。Tジョイ系列の映画館においてのみ行われる、最速上映(公開日の0時ちょうどから始まる。条例上18歳未満禁制)会で、だ。

 実に良かった。筆者の期待度を大きく上回る感動であった。

 人生において、一緒に過ごしたのはたった数日間だけであったが、その別れがとても惜しかったという経験は、おそらく誰にでもあるだろう。そんな経験がある人がこの映画を見たならば、まず間違いなく心にグッとくるものがある、そんな映画であった。本当はネタバレ全開でその映画の感想をつらつらと書きたいところだが、この時点ですでに800文字言っているうえに、全部書いたら1万字を軽く超えそうなので、自重しておく。

 ここのところ多忙で、なかなかまた見る機会がとれないが、なんとかしてまた見に行きたいものだ。

 ここまでつらつらと書いてきたが、要するに何が言いたいかというと、プリキュアはいいぞ。

 

ペンネーム:キュアドライバー

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