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November 18, 2019

移ろい

すっかり秋になりました。良い季節ですね。カラッとした晴れの日が多く、暑すぎず、外に出るととても気持ちが良いです。〇〇の秋と言われるように、秋は何をするにも良い季節です。
僕は秋が一番好きな季節ですが、反対に一番嫌いな季節は夏です。とにかく暑いのが嫌で、特に汗をかきたくないところでかくのが嫌だからです。ただ立っているだけ、座っているだけ、下手をすると室内でも汗が止まらないことすらあります。教室や電車の中で、一人だけ汗をダラダラ流しながら扇子を仰いでるようなことも日常茶飯事です。そんな僕は、夏の間、ひたすら秋が来るのを待ちながら暑さに耐えます。あと〇ヶ月もすれば涼しくなるだろうということを毎日考えながら過ごします。なので、夏の終わり頃に寂しさを感じるようなことは一度もなく、毎年秋が近づく期待感に満ちていました。
ただ、ここ数年は少しずつ夏が終わる寂しさというものが理解できるようになってきました。あれだけギラギラと鬱陶しかった陽射しに少しずつ翳りが見えてくると、どこか寂しいような名残惜しいような気分になります。そんな時、井上陽水やユーミンの曲を聞いて感傷に浸ったりします。
そんなことを夏の終わりに考えて、部員日誌に書こうと思ったのですが、気付けば11月も下旬、そろそろ秋も終わってしまいそうです。今度は冬がやってきます。部員として迎える最後の冬。悔いの無いように頑張りたいです。

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