#25-66 ゴミ・ストーリー
- Kyoto University Speed Skating Team

- 4 日前
- 読了時間: 1分
ゴミ袋って何枚かまとめて袋に入って売ってますよね。一枚ずつ取り出して、だんだん減っていって、最後の一枚を取り出したら、ゴミ袋を入れていた袋は当然ゴミになります。ゴミになったら、それはたった今取り出した最後のごみ袋に入れられることになります。
このゴミ袋の袋はどんな気持ちなんでしょう。
今まで自分が入れていた袋にいきなり自分が入れられることになって、辱めを受けたような気分になっているのでしょうか。入れる側が入れられる側よりも上位で優位だということはないですが、何かしら負の感情を抱いていてもおかしくありません。それは不安や憤りであるかもしれません。
はたまた、ゴミ袋の袋としての役目を終えて清々し、隠居老人のように誰もいないまっさらなゴミ袋ライフを謳歌していて、次のゴミが入ってきた時には温かく、どこか得意げな表情で迎え入れてくれているのかもしれません。
no namae



コメント