#309 大人
- Kyoto University Speed Skating Team
- 2021年9月23日
- 読了時間: 1分
小、中、高の間は、しばしば大人は嘲笑の対象であった。それによって自分を保とうとしていた。
年齢を増すごとに本当に大人に近づいている気がして、ほんの少しの「子供扱い」にも心の底から腹を立てていた。
成人してもうすぐ2年、「大人」と自分、明確な差を感じている。
なりたくないと言う気持ち。なれそうもないと言う気持ち。
嫌でも今から自分がならなければならない「大人」の揚げ足を取ることなど、できるはずもない。
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