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Kyoto University Speed Skating Team
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プロフィール
登録日: 2019年11月5日
記事 (269)
2025年12月3日 ∙ 2 分
#25-68 魅力的な人
研究室に入った当初、どんな同期がいるのかワクワクしていた。大学四年生になると新たな出会いもなく、交友関係は一定になってくる。そんな中に舞い込んできた機会だったからだ。新たに顔合わせした同期の中に一人様子のおかしいやつがいた。彼はびっくりするくらいマイペースだった。一緒に飯に行くとあんまり話さないし、後でなんであんまり話さないのかを聞いてみると「興味ないから。」とニコニコしながら言う。こいつはダメな奴だと正直思っていた。 彼と過ごして数か月がたったころふとした時に気づいた。彼と過ごす時間はとても気楽で居心地がいいということにだ。面白いことは面白いと言い、面白くないことは面白くないという、そんな素直な彼の前では自分も素直でいられるからだ。普段は反感を買うかもと思って言えない自身の考えも彼には話せる、これはとても快適な状況だ。 彼の姿勢から、人と仲良くなるには素直に自身の考えや思いを相手に伝えることが大事なんだと思った。私は自身の考えを言うことを抑え、適当な話題でその場しのぎをしてしまうことがあり、人と深く仲良くなることが苦手だ。彼を見習って適度に気は使いつつも素直に自身の考えを伝...
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2025年12月1日 ∙ 2 分
#25-67 ゴールデンタイム
私はビールが大好きです。人とお酒を飲むのも好きですが、家で一人で缶ビールを楽しむこともあります。その時、冷蔵庫から出してからすぐのキンキンのものより、少しだけ時間が経って若干ぬるくなったものが好きです。ビールに限らずですが、飲み物は冷たすぎると味が感じづらく、少し温度が上がった方がしっかり味が感じられます。私はその方が好き。しかしながら、ぬるくなりすぎてしまうと今度は苦みが際立ちすぎてしまい美味しく飲めません。しっかり味を感じるけど苦みは感じづらい、極上の温度があるわけです。 ビールの本場ドイツでは私と同じ考え方が一般的なようです。ドイツのお店ではビールは10~15℃で提供されることが多く、これはドイツではビールは味を楽しむものと考えられているからだそうです。日本ではビールはのど越しや爽快感を楽しむものという考え方が強く、10℃未満で提供されることがほとんどで、氷点下のビールなども開発されてもてはやされています。私はドイツに移住するのが正解みたいですね。おもしろいことに、ドイツでもラガービールは日本と同じく10℃未満で提供されることが多いそうです。これは、ラガービールが一般にキレ...
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2025年12月1日 ∙ 1 分
#25-66 ゴミ・ストーリー
ゴミ袋って何枚かまとめて袋に入って売ってますよね。一枚ずつ取り出して、だんだん減っていって、最後の一枚を取り出したら、ゴミ袋を入れていた袋は当然ゴミになります。ゴミになったら、それはたった今取り出した最後のごみ袋に入れられることになります。 このゴミ袋の袋はどんな気持ちなんでしょう。 今まで自分が入れていた袋にいきなり自分が入れられることになって、辱めを受けたような気分になっているのでしょうか。入れる側が入れられる側よりも上位で優位だということはないですが、何かしら負の感情を抱いていてもおかしくありません。それは不安や憤りであるかもしれません。 はたまた、ゴミ袋の袋としての役目を終えて清々し、隠居老人のように誰もいないまっさらなゴミ袋ライフを謳歌していて、次のゴミが入ってきた時には温かく、どこか得意げな表情で迎え入れてくれているのかもしれません。 no namae
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