top of page
ノートブック上の2本のペン

部員日誌

オヤジギャグ

笑いのツボは人それぞれだが、それらには共通してフリとオチ、緊張と緩和の法則があると言われている。漫才やコントのようなネタではオチに繋がるフリがあらかじめ用意されており、平場と呼ばれるフリートークではそこにいる人々のそこまでの発言やキャラクター、場の空気などがフリとなりその裏切りによって笑いが生まれる。

一方笑えないものの代表例にオヤジギャグがある。なぜオヤジギャグは笑えないのだろうか。はたまた、なぜ人は歳をとるとオヤジギャグを言いたくなるのだろうか。私は次のように思う。若者にとってオヤジギャグは単なる言葉遊びに過ぎずラップバトルの下位互換になってしまうのだが、オヤジたちにとっては一つひとつの言葉に自分の人生を含めた背景が詰まっており、それらがフリとなっている。つまり、オヤジギャグが笑えないのは彼らがフリの共有を不精しているせいともとれるが、一方で受け手の無知、無学が原因とも取れる。私はかろうじてまだオヤジギャグはつまらないと思える領域にいるが、この4年間で確実にオヤジになっている。

最新記事

すべて表示
#25-08 「好きな食べ物なんですか?」

新歓の車の中、自己紹介みたいな時間に、好きな食べ物を話す流れになった。 ヨーロッパから来た留学生は、日本に来て親子丼にハマったみたいなことを言っていたし、最近ラーメンが好きになった(二郎)という人もいた。 ちなみに自分の場合、自己紹介で「好きな食べ物」の欄があったときには、...

 
 
 
#25-07 今シーズンを振り返って

今シーズンはスケートのタイム、技術の面で大きく成長することができた。  最初の試合、西宮サマーで片足B級を取った。夏の時点でB級が取れそうなところまで来ていたので、西宮サマーと全大阪でさっさと取ってしまいたかったが、結局取れたのはインカレの3000m。レース展開が自分にとっ...

 
 
 
#25-06 砂糖菓子の甘さで心は満ちる

大人になるとは、感受性が死ぬことだと思っていた。 19歳、自分を子供と呼んでも大人と呼んでも間違っている気がする、なんともいえない年齢から、もうそろそろ20歳になる。 子供の豊かな発想で、とか、柔らかい頭で、とか、そんな言葉があちこちから聞こえる中、私はそういう類の能力が壊...

 
 
 

Comments


月別

​最新の日誌

なお、本コーナーで取り上げてほしい件やご要望・ご意見等がございましたら、

公式LINEhttps://lin.ee/rhKDICc)公式Twitter→@KU_SpeedSkatingまたは

公式Instagram→ @kyoto_u_speedskating  からご投稿ください。

  • Line
  • X

新歓情報や試合結果など随時更新中!!

ぜひフォロー・友達追加よろしくお願いします⛸️

DMもお待ちしています

© 2023 by Key Lessons. Proudly created with Wix.com

bottom of page