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ノートブック上の2本のペン

部員日誌

#25-13 独ラー

彼の住む街の湾岸には世界中の引退した船舶が集まる。それらを解体し金属や部品を再利用するのが彼らの仕事だ。船舶の解体は死人が出る。打ち上げられた船に登り入り、人の何十倍もの重さのある錆びた金属部品を人力で解体していく。それらの多くは原油や化学物質で汚染されている。


彼は優しく献身的であった、そう周囲に思われていた。同僚の急用を聞けば必ず仕事を代わり、部下の不注意によるミスにも丁寧に仕事を教えることで対応した。最も危険を伴う船内部での解体も誰よりも率先して行った。彼の存在は解体場の支えとなっており、皆が彼のことを素晴らしい人物だと賞賛するが、彼は謙遜を一貫した。


俺はトータリタリアンだ、俺だけがそうなのだろう


彼は独りであった。


ペンネーム:さとう

 
 
 

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