#326 アメとムチ
最近、塾バイトで小学校低学年の男の子を持つようになりました。小学生は他の中高生とは違って、授業を受けることすらままならないので毎回大変です。
そんな手のかかる子を担当するようになって苦戦の日々が続いていたのですが、最近その子と仲良くなれるようになりました。きっかけはお絵描き対決。その子が「先生、僕と勝負しよ〜」と申し出てきてくれてから、毎授業対決をするようになりました。
お題は基本的にポケモン。メガルカリオ、ヒトカゲ、リザードなど、ポケモンに疎い私はちんぷんかんぷんですが「これで大人しく授業を受けてくれるなら…」と一生懸命描きました。影もつけて、色もつけて…とこだわりにこだわった作品。彼も気に入ってくれたようで、「スクリーンショットとってもいい?」というお言葉すらいただけました。お絵描き対決を経て、ようやくその子の信頼を掴めたようです。
とはいっても、授業がうまく行くかは別問題。最近はお絵描きの時間の熱量が高すぎて、勉強とどっちが本分なのやら…といった状況です。アメとムチの使い分けは簡単にはいかないということを学ぶきっかけになりました。
Comments