#380 トラウマ
- Kyoto University Speed Skating Team
- 2022年3月17日
- 読了時間: 1分
僕は中高一貫校に通っていたが、持ち上がりの担任団の中に1人、角刈りの激怖おじさん先生がいた。彼は古いタイプの英語の先生で、テストは筆記体しか採点しない、辞書は英英辞典もしくは英和辞典で和英辞典は禁止など、少しクセの強いルールが多かった。また虫の居所が悪いと廊下に立たされたり、ゲンコツを食らったりということもあった。僕らは彼のことを頭文字を取ってTと呼んでいた。
彼がどのくらい怖かったかというと、つい数日前、僕は試合で疲れているはずなのにも関わらず、「やばい!今日2限にTの授業ある!予習してない!」と思いベットから飛び起きてしまった。もう高校を卒業して4年も経つので当然そんなわけはない。僕はいつになったら彼の呪縛から逃れられるのだろう。
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