top of page
ノートブック上の2本のペン

部員日誌

#380 トラウマ

僕は中高一貫校に通っていたが、持ち上がりの担任団の中に1人、角刈りの激怖おじさん先生がいた。彼は古いタイプの英語の先生で、テストは筆記体しか採点しない、辞書は英英辞典もしくは英和辞典で和英辞典は禁止など、少しクセの強いルールが多かった。また虫の居所が悪いと廊下に立たされたり、ゲンコツを食らったりということもあった。僕らは彼のことを頭文字を取ってTと呼んでいた。

彼がどのくらい怖かったかというと、つい数日前、僕は試合で疲れているはずなのにも関わらず、「やばい!今日2限にTの授業ある!予習してない!」と思いベットから飛び起きてしまった。もう高校を卒業して4年も経つので当然そんなわけはない。僕はいつになったら彼の呪縛から逃れられるのだろう。

Comentarios


月別

​最新の日誌

なお、本コーナーで取り上げてほしい件やご要望・ご意見等がございましたら、

公式LINEhttps://lin.ee/rhKDICc)公式Twitter→@KU_SpeedSkatingまたは

公式Instagram→ @kyoto_u_speedskating  からご投稿ください。

bottom of page