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ノートブック上の2本のペン

部員日誌

#24-10 距離感

 平日のお昼は食堂前に長い列ができています。学内を移動する際、わざわざ遠回りをするのが面倒でその行列を横切るという場面はよくあることだと思います。私もしばしば食堂を利用するのでそういった場面にはよく出くわすのですが、あるとき気がつきました。私が並んでいる列を横切ろうとする人のほとんどが私の前を通っていくのです。どうやら私は人より間隔を開けて並んでいるようです。自分ではそんなつもりはなく、適度に詰めて並んでいるという感覚でした。しかし実際、胸の前に持っているスマホを少し引っ込めるだけで人一人くらい余裕で通っていきます。一方自分が側から列を見たとき、人を動かさずに通れる隙間はあまりないということにも気づきました。


 これは、人と精神的な距離を必要以上にとってしまう私の性質と無関係ではないように思います。パーソナルスペースが物理的にも心理的にも広いのでしょう。前者についてはこの出来事があって初めて明確に認識しましたが、後者は前々からの悩みです。もっと開放的になりたいし、なるべきだというのは私が常々思っていることです。もし物理的距離と精神的距離の間に何らかの関係があるなら、列を横切る人をブロックすることから始めてみるのもいいのかもしれません。多少はエネルギー的に不安定になることが予想されますが、少しづつ壁を登っていけたらいいなと思います。


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